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2026.02.13
Microsoft 365を導入検討する企業様から、よくいただく質問があります。
結論から言うと、併用は可能です。
しかし、適切に運用設計を行わないと、ライセンス管理・機能差・運用トラブルが発生する可能性があります。
本記事では、Microsoft 365 Business Basicと買い切り版Officeを併用する際の可用性と注意点を整理します。
Microsoft 365 Business Basicは、主にクラウドサービスを提供するプランです。
※デスクトップ版Office(インストール版アプリ)は含まれていません
いわゆる「永続ライセンス型」のOffice製品です(例:Office 2021, Office 2024, Office LTSCなど)。
実際に「クラウド基盤はMicrosoft365」「作業ソフトは買い切り」というハイブリッド構成で運用されている企業を多く見かけます。
具体的な運用の切り分けは以下のようになります。
| 項目 | 使用サービス |
|---|---|
| メール・予定表 | Exchange Online |
| ファイル共有 | SharePoint / OneDrive |
| チャット・会議 | Teams |
| 文書作成 | 買い切り版Office |
Business StandardやPremiumと比較してサブスクリプション費用を抑制可能です。Office費用はPC更新時のみの発生となるため、以下の企業に向いています。
既存環境を活かしながら、「メール」「ファイル共有」「コミュニケーション基盤」のみを先にクラウド化できます。DX推進の初期フェーズに適した構成です。
買い切り版Officeはネットワークに依存せず動作が安定しており、大容量ファイルの編集にも強いという利点があります。
導入前に必ずご確認ください。
古いOfficeを使用すると、SharePointとの連携不具合、Teams共同編集の不安定化、OneDrive同期エラーが発生する場合があります。
Office 2021 以降の利用を推奨します
買い切り版Officeでは、クラウド連携を前提とした最新機能が制限されます。
サブスクリプションと永続ライセンスが混在するため、PCごとのライセンス管理、バージョン統制、更新タイミングの管理が煩雑になりがちです。
Microsoftはクラウド機能を中心に進化しています。買い切り版はAI機能追加が限定的で、新機能対応が遅れる傾向にあります。
企業導入では全社員一律ではなく、役割に応じた「混在モデル」が実務的です。
| ユーザー区分 | 推奨ライセンス |
|---|---|
| 管理職・事務職 | Business Standard (デスクトップ版Office付きサブスク) |
| 現場スタッフ | Business Basic + 買い切りOffice |
| 閲覧中心社員 | Business Basic (Web版Officeのみで対応) |
このようにユーザー区分を分けることで、コストと機能のバランスを最適化できます。
Microsoft 365 Business Basicと買い切りOfficeは、適切に設計すれば非常にコスト効率の良い構成です。
ただし、以下の点を考慮した設計が不可欠です。
当社ではMicrosoft 365導入において、ライセンス最適化設計から運用ルール策定、SharePoint / Teams活用設計、AI活用支援、業務アプリ開発までワンストップで支援しています。
Microsoft 365は「導入」ではなく「活用設計」が成功の鍵です。
導入検討や見直しをご検討の際は、お気軽にご相談ください。
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