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DevOpsエンジニアとは?業務内容や必要なスキルをわかりやすく解説

2025.08.21

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DevOpsエンジニアとは

DevOpsエンジニアは、開発(Development)と運用(Operations)をつなぎ、素早く安全にリリースできる仕組みをつくる専門職です。従来の分業では「リリースが遅い」「不具合対応が後手になる」といった課題が起きがちでした。

そこで、クラウドや自動化を駆使してリリースの高速化・品質向上・運用の安定化を同時に実現するのがDevOpsの役割。開発・運用・セキュリティ・ビジネスを横断し、チーム全体の生産性を底上げする橋渡し役でもあります。

主な業務内容

 ・CI/CDパイプラインの構築・運用

 ・インフラのコード化(IaC)

 ・クラウド環境の設計・運用

 ・監視・可観測性の強化

 ・セキュリティ対策

求められるスキルや知識

 ・技術スキル

   ・Web/API/クラウドの基礎知識

   ・サンプル実装ができるレベルのプログラミングスキル(JavaScript / Python / Go など)

   ・ドキュメント作成・GitHub公開の経験

 ・発信力

   ・技術ブログ執筆、SNS発信、動画配信

   ・複雑な技術をわかりやすく説明するスキル

 ・コミュニケーション力

   ・外部開発者との交流(勉強会、イベント登壇)

   ・社内チームとの橋渡し(プロダクト改善のフィードバック)

 ・マーケティング視点

   ・開発者に「どうすれば使ってもらえるか」を考える

   ・KPI(利用者数、アクティブ率、コミュニティの規模)を意識した活動

向いている人物像

 ・技術が好きで、「学んだことを共有するのが楽しい」人

 ・人前で話す・文章を書くことに抵抗がない人

 ・コミュニティづくりやイベント運営が好きな人

 ・技術とビジネスの両面に関心がある人

キャリアパス

 ・Developer Advocate:より外部発信・登壇に特化した立場

 ・Community Manager:開発者コミュニティの成長をリード

 ・プロダクトマネージャー(PM):フィードバックを活かし、製品改善に直接関与

 ・エンジニアリングマネージャー:DevRelチーム全体を統括

まとめ

DevRelエンジニアは、「技術を作る側」と「使う側」をつなぐ架け橋です。

開発者にとっての「入り口」として自社技術を広めるだけでなく、フィードバックを社内に届けてプロダクトを成長させる役割を持ちます。

エンジニアリングだけでなく発信力やコミュニケーション力も求められるため、技術と人をつなぎたい人に最適なキャリアと言えるでしょう。