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現場で信頼されるエンジニアの話し方 〜技術だけでは通用しない時代のコミュニケーション術〜

2025.06.25

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はじめに

どれだけコードが書けても、現場で“信頼されるエンジニア”には共通点があります。

それは「話し方がうまい」ということ。

ここで言う“うまい”は、プレゼン力や滑舌の良さではなく、「伝えたいことが相手に正しく伝わっているか」。

この記事では、現場で信頼されるエンジニアが実践している話し方のコツ5選をご紹介します。

1. 結論から話す(PREPで話す癖を)

☓「〇〇について少し説明するとですね、〜」

○「結論から言うと、〇〇です。理由は〜です。」

忙しい現場では、回りくどい説明はストレスになります。

まず「結論」、次に「理由」「補足」を。PREP法(Point→Reason→Example→Point)を意識するだけで、伝わり方が激変します。

2. 相手の前提知識を想定して話す

「ログ?何のログ?」

「そのAPIって、どの画面からの?」

相手がエンジニアでも、全てを知っているとは限りません。

“何をどこまで共有すべきか”を考えながら、曖昧な言葉を避けて説明する力が重要です。

3. 専門用語を使いすぎない

☓「リグレッションが発生しててCIでFailしてます」

○「テストで失敗してるので、前の修正の影響かもしれません」

技術用語の“わかりやすい言い換え”ができる人は、非エンジニアとの会話でも信頼を得やすいです。

特にPM・営業・クライアントとのやりとりでは言い換え力=仕事力。

4. 感情を乗せる(声のトーン・リアクション)

「了解しました」だけでは、ちょっと冷たい。

「了解しました!ありがとうございます!」の一言で印象が変わる。

チャットでも対面でも、トーンは伝わります。

エンジニアこそ、“無機質”と思われない工夫が評価を左右します。

5. わからない時は正直に、でも前向きに

☓「わかりません」

○「まだ把握できていないので、確認して共有します」

「即答しないといけない」というプレッシャーから、誤った回答をするのはNG。

“調べて対応する姿勢”こそ、信頼を生みます。

まとめ

現場で「この人と仕事しやすい」と思われるエンジニアは、

ただの技術者ではなく、“伝えられる技術者”です。

技術 × 話し方=信頼力

今日から少しずつ、“話す力”も鍛えてみませんか?