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メタバースエンジニアとは?業務内容や必要なスキルをわかりやすく解説

2025.11.18

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メタバースエンジニアとは?

メタバースエンジニアは、 仮想空間(メタバース)上でのサービスや体験を設計・開発・運用する専門職 です。

従来のWebサービスは「画面の中」で完結していましたが、メタバースでは 3D空間・アバター・仮想経済 が融合し、リアルとデジタルがシームレスにつながります。

ゲームやエンタメ分野だけでなく、教育、ビジネス、医療、観光など幅広い領域で注目されており、メタバースエンジニアはその基盤を作り出す重要な役割を担います。

主な業務内容

 ・3D仮想空間の設計・開発(Unity, Unreal Engine など)

 ・アバターシステムの構築(カスタマイズ機能、モーション連携)

 ・メタバース内での経済システム開発(トークン、NFT、マーケットプレイス)

 ・リアルタイム通信や同期処理の実装(WebRTC, gRPC, Socket通信など)

 :デバイス連携(VR/ARゴーグル、モーションキャプチャ、触覚デバイス)

 ・ユーザー同士のインタラクション設計(チャット、音声、ジェスチャー)

 ・セキュリティ対策(アカウント認証、不正利用防止、資産保護)

求められるスキルや知識

技術スキル

 ・3Dエンジン:Unity, Unreal Engine

 ・プログラミング:C#, C++, JavaScript/TypeScript, Python

 ・XR開発:ARKit, ARCore, WebXR

 ・ネットワーク技術:リアルタイム通信、分散処理

 ・ブロックチェーン連携:NFT, トークン設計, スマートコントラクト

 ・クラウド基盤:AWS, GCP, Azure(大規模同時接続対応)

デザイン・UX知識

 ・ユーザー体験設計(UXデザイン、UI/UX for XR)

 ・アバターや3Dモデルに関する基礎知識

 ・ヒューマンインタラクション(操作感・没入感を高める工夫)

セキュリティ・規制知識

 ・個人情報保護(メタバース内の行動データ管理)

 ・デジタル資産の著作権・所有権管理

 ・各国のメタバース関連規制やガイドラインへの対応

コミュニケーション力

 ・異分野(デザイナー、アーティスト、経済設計者)との協働

 ・グローバルユーザーやコミュニティとやり取りする力

 ・プロダクトの価値を分かりやすく伝えるスキル

向いている人物像

 ・VR/ARや3D空間に強い関心がある人

 ・技術とデザインの両方に興味を持てる人

 ・新しい表現や体験づくりにワクワクできる人

 ・ユーザー目線で「面白さ・使いやすさ」を追求できる人

キャリアパス

 ・XRエンジニア(VR/AR/MRアプリ開発を専門に)

 ・メタバースプラットフォームエンジニア(空間基盤や通信を担当)

 ・スマートコントラクト/ブロックチェーンエンジニア(仮想経済の基盤を設計)

 ・フルスタックメタバースエンジニア(3D空間+経済+フロント全般を担当)

 ・メタバースコンサルタント(企業・自治体のメタバース導入を支援)

まとめ

メタバースエンジニアは、 「仮想空間での新しい社会・経済・文化をつくる立役者」 です。

ただの3D開発者ではなく、

「どうすれば多くの人が安心して参加し、価値を感じられるか」

を考えながら仕組みを設計・実装・改善していきます。

エンタメやゲームにとどまらず、教育・医療・ビジネスなど応用領域が拡大する中で、メタバースエンジニアの需要は今後ますます高まっていくでしょう。

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