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2025.10.20
サイバー・レジリエンスエンジニアは、 サイバー攻撃やシステム障害が発生しても事業を止めず、迅速に復旧できる仕組みを設計・運用する専門職 です。
従来の「セキュリティエンジニア」が攻撃を防ぐことに重点を置くのに対し、サイバー・レジリエンスエンジニアは “被害を受けても業務継続できる強さ” に重きを置きます。
サイバー攻撃の高度化やランサムウェア被害が深刻化する中で、企業にとって不可欠な役割になりつつあります。
・事業継続計画(BCP)・災害復旧計画(DR)の設計と運用
・サイバー攻撃シナリオを想定した演習(レッドチーム/ブルーチーム演習)
・インシデントレスポンス体制の構築
・システムの冗長化・フェイルオーバー設計
・セキュリティ監視・ログ分析・異常検知の仕組みづくり
・復旧後の原因分析と改善サイクルの実施
・ネットワーク、OS、クラウド基盤のセキュリティ知識
・インシデントレスポンスツール(SIEM、EDR、SOAR)の活用
・システム冗長化・バックアップ・フェイルオーバー設計
・サイバー攻撃や障害のリスク評価手法
・BCP/DR設計や国際標準(ISO 22301, NIST CSFなど)の理解
・経営層・現場へのリスク説明・報告力
・他部署との連携(IT部門・法務・広報など)
・「攻撃は防ぎきれない」を前提とした現実的な設計力
・危機発生時でも冷静に対応できる判断力
・セキュリティやインフラに興味があり、「守る」より「立ち直る仕組み」に惹かれる人
・危機管理やリスク対応に強い関心がある人
・緊急時にも冷静にチームをまとめられる人
・技術とビジネス継続の両方を意識できる人
・セキュリティエンジニア:攻撃防御の知識を活かしてレジリエンス領域に拡張
・BCP/DRコンサルタント:事業継続や災害復旧の専門家として企業を支援
・SOC/CSIRTリーダー:インシデント対応の最前線で指揮をとる役割
・CISO(最高情報セキュリティ責任者):組織全体のセキュリティ・レジリエンスを統括
サイバー・レジリエンスエンジニアは、 「攻撃されても倒れないITシステム」 を実現する要の存在です。
セキュリティ対策に加えて、障害や攻撃からの迅速な復旧力を持たせることで、企業や組織の信頼を守ります。
今後ますますサイバー脅威が高度化するなかで、 事業継続と信頼性を支えるキーパーソン として需要が高まる職種といえるでしょう。
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