ブログ
2025.10.06
インフラエンジニアは、ITシステムの基盤(サーバー、ネットワーク、クラウドなど)を扱うエンジニアです。
サービスが安定して動くために必要な「電気・水道」に例えられることもあり、インフラがなければサービスは稼働しません。
近年はクラウド技術の進化に伴い、物理サーバーだけでなくAWSやGCPなどクラウド環境を活用するケースが急増しています。
インフラエンジニアの仕事は幅広く、次のような業務があります。
・サーバー構築・運用:LinuxやWindowsサーバーの設定、チューニング
・ネットワーク設計・管理:ルーターやスイッチの設定、通信の最適化
・クラウド環境の設計・運用:AWS / GCP / Azureを利用したシステム基盤構築
・セキュリティ対策:ファイアウォールやアクセス制御の設定
・監視・保守:システムの稼働状況を監視し、障害対応を行う
・自動化:構成管理ツール(Terraform、Ansibleなど)を活用した運用効率化
インフラエンジニアには「安定して動く環境をつくる力」が求められます。
・OSの知識:Linux、Windows Server の操作・管理
・ネットワーク知識:TCP/IP、DNS、VPN、セキュリティ
・クラウド:AWS / GCP / Azureなどのサービス利用経験
・仮想化・コンテナ:VMware、Docker、Kubernetes
・スクリプト言語:Shell、Python などでの自動化
・セキュリティ意識:脆弱性対応、アクセス権限管理
インフラエンジニアは「サービスを安定して支える」責任ある仕事です。
・コツコツとシステムを改善するのが好き
・障害が起きた時も冷静に対応できる
・チームで協力しながら仕事を進めたい
・新しい技術(クラウドやIaCなど)に興味がある
こうした姿勢を持つ人に向いている職種と言えるでしょう。
インフラエンジニアとして経験を積むと、次のようなキャリアに発展します。
・クラウドエンジニア:AWSやGCPに特化した専門職
・SRE(Site Reliability Engineer):信頼性や自動化に特化した領域へ
・ITアーキテクト:大規模システム全体を設計するポジション
・セキュリティエンジニア:セキュリティを専門に扱う職種へ転向
インフラエンジニアは、サービスやアプリが安定して動作するための「土台」を支える重要な存在です。
クラウド化や自動化の流れが強まる今、従来のサーバー・ネットワークスキルに加えて新しい技術を学び続ける姿勢が欠かせません。
「安定した環境を支える仕事がしたい」「クラウドや基盤構築に興味がある」という人にとって、インフラエンジニアは非常に魅力的なキャリアのひとつです。