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2025.07.01
仕様が曖昧、タスクが山積み、エラーの山…。
エンジニアという仕事は、常に大量の情報と問題解決の連続です。
そんな中、パフォーマンスが高いエンジニアほど、
「なんかいつも冷静」「スムーズに判断してる」って感じませんか?
その違いは、“頭の整理術”を日常的にやっているかどうか。
この記事では、できるエンジニアが実践している“脳内スッキリ習慣”を5つ紹介します。
今日から使えるシンプルな方法ばかりなので、ぜひ試してみてください。
頭の中で覚えておくと、それだけで脳のメモリを消費します。
エンジニアは特に複数タスクを同時進行することが多いため、とにかく書き出すことが第一歩。
NotionやTrello、GitHub Projectsなどを活用し、「今何をしているのか」「次に何をやるのか」を一目でわかる状態に。
→ 頭は“考える”ために使う。覚えておく場所にしない。
仕様書がフワッとしている。バグの原因が見えない。
そんなときに頼れるのが、「問題を分解する思考」です。
・そもそも何がわかっていて
・何がわかっていないのか
・どこから切り分けて検証するのか
思考がぐるぐるし始めたら、「手を動かす前に整理する」こと。
フローチャート、メモ、図解でもOK。見える形にするのが大事です。
「これ前もやった気がする…」「どうやって直したんだっけ…?」
思い出すのに時間を使ってしまうのは、非常にもったいない。
できるエンジニアは、思考・試行・学びをすぐ記録します。
ZennやScrapbox、Notion、Obsidianなど、自分専用のナレッジベースを作っている人も多数。
→ 頭を“記憶倉庫”にせず、“設計図”にするためのメモ習慣を。
やることが多すぎると、結局どれも手がつかず時間だけが過ぎていきます。
だからこそ、一日の最初に「今日やる3つ」を決めるのが効果的。
やることリストが10個あっても、実際に集中できるのはせいぜい3つ。
Slackの未読やGitの差分に追われる前に、「まずこれだけはやる」と決めておく。
→ 制限することで、集中力と思考の質が一気に上がります。
エンジニアの現場では、言語だけでは共有しきれないことも多いです。
そんなときに効果的なのが、「図解」です。
アーキテクチャ、データフロー、UI遷移、ロジック分岐…頭の中で完結せず、図に落とすことで整理と共有が一気に進みます。
→ Draw.io、Excalidraw、Miroなどを活用して、“視覚化思考”を日常に。
エンジニアにとっての「頭の整理」は、作業効率だけでなく、正確性・品質・チームとの信頼にも直結します。
最後に、できる人がやっている頭の整理術をまとめます。
・タスクは書き出して可視化する
・問題は分解して考える
・ログを残して記憶に頼らない
・やることは3つに絞る
・図解で全体をつかむ
どれか1つでも、習慣化すればパフォーマンスは確実に上がります。
“考えがまとまらない”と感じた時こそ、まずは頭の中を片付けてみましょう。