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2025.07.03
エンジニアとして働いていると、つい「クライアントや企業に選ばれるために頑張る」という発想になりがちです。
しかしこれからの時代、目指すべきは“選ばれる側”ではなく、“選ぶ側”のエンジニア。
スキルや経験を積んでいく中で、「自分が本当にやりたい仕事」や「価値を発揮できる環境」を自ら選び取る視点が重要です。
企業に「使ってもらう」「雇ってもらう」という意識が強すぎると、
・条件の悪い案件を断れない
・理不尽な指示に従わざるを得ない
・キャリアの主導権を相手に握られる といったことが起きがちです。
一見安定しているように見えて、実は自分の価値を安売りしてしまう危険性も。
“選ぶ”立場にいるエンジニアは、次のような共通点があります
単価や働き方だけでなく、「自分の成長につながるか」「自分の強みが活きるか」を基準に選びます。
待っているだけではチャンスは来ません。常に学び続け、自分の価値を磨き続ける姿勢がベースにあります。
言われたことをやるのではなく、「自分はどんな技術でどんな課題を解決したいか」がはっきりしている。
だからこそ、案件や働き方を“選ぶ”ことができるのです。
「今すぐフリーランスになれ!」という話ではありません。
大切なのは、選べる立場になる準備を少しずつ始めておくこと。
具体的には
・ポートフォリオを磨く
・SNSやブログでの発信を始める
・小さな案件でも副業を経験してみる
・スキルの棚卸しを定期的に行う
これらの積み重ねが、未来の自由な働き方につながります。
選ばれるために働き続けるのか。自分が選んだ仕事で、自分の価値を最大限に発揮するのか。「どちらが正しい」という話ではありません。
でも、自分の人生の主導権を持ちたいなら、“選ぶ”エンジニアを目指してみてください。