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伸び悩みエンジニアに足りない“非技術スキル”とは?

2025.08.01

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「技術力はあるのに、なぜか評価されない」

「勉強もアウトプットもしているのに、伸びている実感がない」

そんな悩みを抱えるエンジニアは、実は少なくありません。技術的な成長は順調でも、ある段階で“壁”を感じ始めることがあります。

その原因は、スキル不足ではなく“非技術スキル”の欠如かもしれません。

非技術スキルとは何か

非技術スキル(ソフトスキル)とは、

・コミュニケーション力

・問題解決力

・チームワーク

・自己管理能力

・論理的思考と説明力

など、“人と働く力”や“ビジネスの現場で通用する力”のこと。

どれも技術書には載っていませんが、現場では技術と同じくらい重要です。

よくある「技術力はあるのに評価されない」ケース

以下のような状態に心当たりはありませんか?

 ・難しいコードは書けるのに、チームにうまく馴染めない

 ・自分のやっていることを言語化できず、成果が伝わらない

 ・依頼に対して“なぜそれをやるのか”を考えずに対応している

 ・ミーティング中、発言が少なく「空気」になりがち

どれも“技術外”のスキルで解決できる課題です。むしろ、ある程度の技術を持った人が次に伸びるためには、

この「非技術スキル」の習得がカギになります。

具体的に鍛えるべき”非技術スキル”3選

① 傾聴力と対話力

自分の意見を伝える前に、相手の意図や課題を深く理解する力。

上流の仕事や仕様策定に関わるようになるほど重要になります。

② アウトプットの設計力

コードを書く前に、「誰に」「何の目的で」「どう届けるか」を考える力。

タスクをただこなすだけでなく、成果を“価値”として届ける意識が求められます。

③ 説明と共有のスキル

技術的な内容を、非エンジニアにもわかりやすく伝える力。

資料作成や口頭での報告など、日々のコミュニケーションの質が評価に直結します。

技術だけでは”上”にはいけない

現代のエンジニアには、「コードが書ける」だけでは不十分です。

チームと動き、ビジネスの意図を汲み、他職種と連携する。そうした総合力が求められる時代になっています。

キャリアの成長を実感できないときこそ、“非技術スキル”に目を向けてみることが、次のブレイクスルーになります。

まとめ

非技術スキルを磨けば”頭打ち”を超えられる

伸び悩みを感じているなら、技術の勉強だけではなく、「人と働く力」「伝える力」に時間を割いてみましょう。

非技術スキルは、トレーニングで確実に伸ばせます。

技術と掛け合わせることで、あなたの価値は何倍にもなるはずです。

エンジニアとして“次のステージ”に行きたい人こそ、今こそ“非技術スキル”を育てるタイミングです。